出典:https://www.okiden.co.jp/shared/pdf/ir/zaimu/2025/250131_3.pdf
1. 連結業績の概要(前年同期比)
- 売上高: 1,863億円(前年同期比 -10億円、-0.5%)
- 営業利益: 123億円(前年同期比 +57億円、+87.5%)
- 経常利益: 115億円(前年同期比 +57億円、+97.6%)
- 四半期純利益: 93億円(前年同期比 +47億円、+104.7%)
▶ ポイント:
- 売上高は減少したものの、燃料費の減少により大幅な増益。
- 8年ぶりの減収増益となった。

2. 販売電力量の動向
- 総販売電力量: 5,869百万kWh(前年同期比 +366百万kWh、+6.6%)
- 電灯販売電力量: 2,332百万kWh(前年同期比 +207百万kWh、+9.7%)
- 電力販売電力量: 3,537百万kWh(前年同期比 +159百万kWh、+4.7%)
▶ ポイント:
- 気温上昇により需要増加し、販売電力量が前年を上回った。
- 石炭火力発電は増加(+24.0%)、LNG火力は減少(-9.3%)。

3. 収益・費用の増減要因
▶ 増益要因
- 燃料費の減少(燃料価格の低下)
- 販売電力量の増加
- 電気料金支援措置の減少(補助金の影響)
▶ 減益要因
- 販売単価の低下(燃料費調整額の減少)
- 修繕費・減価償却費の増加
- 支払利息・公租公課の増加
4. 財務状況(前年同期比)
- 総資産: 4,986億円(前年同期比 +15百万円)
- 負債総額: 3,709億円(前年同期比 -88億円)
- 純資産: 1,277億円(前年同期比 +88億円)
- 自己資本比率: 25.2%(前年同期比 +1.8ポイント)
- 有利子負債残高:
- 連結: 3,125億円(前年同期比 +166億円)
- 単体: 3,017億円(前年同期比 +170億円)
▶ ポイント:
- 純資産が増加し、財務基盤が改善。
- 負債総額は減少しており、自己資本比率が向上。
- 有利子負債は増加しているが、財務の安定性は確保されている。

5. 2024年度通期業績見通し
- 売上高: 2,357億円(前回予想比 +21億円)
- 営業利益: 71億円(前回予想比 -10億円)
- 経常利益: 58億円(前回予想比 -10億円)
- 当期純利益: 42億円(前回予想比 -8億円)
▶ ポイント:
- 販売電力量の増加を見込むが、燃料費の上昇が収益を圧迫。
- 連結子会社の売上減少が影響。

6. 設備投資・キャッシュフロー
- 設備投資額: 430億円(前年同期比 +63.2億円)
- 営業キャッシュフロー: 315億円(前年同期比 +58.7億円)
- 投資キャッシュフロー: -344億円(前年同期比 -24億円)
- フリーキャッシュフロー: -29億円(前年同期比 +34.7億円)
▶ ポイント:
- 税引前利益の増加により営業CFは増加。
- 設備投資の増加でFCFは赤字。

7. 主要経済指標
指標 | 2024年3Q | 2023年3Q | 増減 |
---|---|---|---|
原油CIF価格 | 83.7 $/bbl | 86.6 $/bbl | -3.4% |
石炭CIF価格 | 160.0 $/t | 202.0 $/t | -20.8% |
為替レート | 152.6 円/$ | 143.3 円/$ | +6.5% |
▶ ポイント:
- 石炭価格は大幅に下落。
- 円安の影響で燃料コストが増加。
総括
- 8年ぶりの減収増益となったが、燃料価格下落の影響が大きい。
- 気温上昇により販売電力量は増加。
- 通期予想は上方修正も、燃料費の増加が利益を圧迫。
- 石炭火力の比率増加、LNG火力の比率減少が特徴的。
コメントを残す