出典:https://www.jera.co.jp/system/files/private/20243Q_%E6%B1%BA%E7%AE%97%E8%AA%AC%E6%98%8E%E8%B3%87%E6%96%99.pdf
1. 連結決算概要
- 売上収益(売上高): 2兆4,964億円(前年同期比 -2,860億円、-10.3%)
- 営業利益: 2,370億円(前年同期比 -2,498億円、-51.3%)
- 親会社の所有者に帰属する四半期利益: 1,547億円(前年同期比 -1,841億円、-54.3%)
- 期ずれ除き四半期利益(特定の会計調整を除外した利益): 1,227億円(前年同期比 +11億円、+0.9%)
2. 主要要因
- 電力販売の収入単価が下落し、売上収益が減少。
- 期ずれ影響(燃料費調整制度の遅れによる影響)による差益の減少 (前年3,017億円→444億円)。
- 期ずれ除き四半期利益は、燃料調達価格の改善 や 期首在庫単価の改善 により増益。
3. 財務状況
- 総資産: 8兆5,418億円(前年同期比 +337億円、+0.4%)
- 負債総額: 5兆5,991億円(前年同期比 -2,503億円、-4.3%)
- 資本合計: 2兆9,426億円(前年同期比 +2,840億円、+10.7%)
- 有利子負債: 3兆2,394億円(前年同期比 +1,358億円)
4. キャッシュフロー
- 営業キャッシュフロー: 1,963億円(前年同期比 -8,149億円)
- 投資キャッシュフロー: -3,581億円(前年同期比 +1,056億円)
- フリーキャッシュフロー: -1,618億円(前年同期比 -7,093億円)
- 財務キャッシュフロー: +60億円(前年同期比 +5,884億円)
5. セグメント別業績
- 燃料事業
- 売上収益: 3,103億円(前年同期比 -93億円)
- 四半期損益: 867億円(前年同期比 -101億円)
- LNG競争力の改善や売却関連利益が寄与。
- 海外・再エネ発電事業
- 売上収益: 521億円(前年同期比 +142億円)
- 四半期損益: 76億円(前年同期比 -322億円)
- フォルモサ2減損戻入の反動および海外IPP事業の減益が影響。
- 国内火力・ガス事業
- 売上収益: 3兆867億円(前年同期比 -2,315億円)
- 四半期損益: 970億円(前年同期比 -1,261億円)
- 石炭競争力改善やLNG売却関連損益がプラス要因。
6. 2024年度通期業績見通し
- 当期利益: 2,000億円(変更なし)
- 期ずれ差益: 500億円
- 期ずれ除き当期利益: 1,500億円
- セグメント別予想
- 燃料事業: 1,000億円
- 海外・再エネ発電事業: 100億円
- 国内火力・ガス事業: 700億円
- 調整額: -300億円
7. 主要指標
- 販売電力量: 1,699億kWh(前年同期比 -37億kWh)
- 原油価格(JCC): 84.0ドル/バレル(前年同期比 -2.5ドル)
- 為替レート: 152.6円/ドル(前年同期比 +9.3円)
- 2024年度の原油価格見通し: 82ドル
- 2024年度の為替レート見通し: 153円/ドル
総括
- 売上高・利益ともに前年同期比で大幅減少。
- 燃料費調整制度の期ずれ影響が減少し、利益を押し下げた。
- 燃料調達価格の改善により、期ずれ除き四半期利益はわずかに増加。
- 通期の業績予想は変更なしだが、燃料市況や為替変動により変動の可能性あり。
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